ディスプレイ付き歩行車を用いた歩行リハビリテーション支援装置の研究

上肢の訓練においてディスプレイの視覚刺激を利用すると,機能回復に有効に作用することを大西らが報告している1.歩行訓練においても,同様の視覚フィードバック機能を導入することで,訓練に有効に作用することが期待される.本研究では,視覚フィードバックのためのディスプレイを歩行車に取り付け,歩行訓練に応用することを検討している.

過去の研究では,ディスプレイにGPSの情報を表示することで,高齢者等の活動を促進することを検討した2.本研究では,同様のシステムを用いて,歩行訓練に応用することを検討する.下図に本システムの概要を示す.Webカメラの映像をディスプレイに表示することで足元に視線を移さずにある程度前を向いて歩けるよう歩行補助をする.また,現在の足の位置と次の足を踏み出す目標位置の情報をカメラの映像に重ねて表示し,視覚フィードバックさせることを検討する.本システムでは,フットスイッチ等の足に取り付けるセンサを使用しないため,足接地状態と足位置をカメラの映像から判断する必要がある.

支援装置の概念図 使用する歩行車

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池内研究室


ディスプレイ付き歩行車を用いた歩行リハビリテーション支援装置の研究